歯科医から学ぶ
座っただけでまぶたが落ちてくる
この日(11/9)は起きてからずっとこんな感じなのです。
トム&ジェリーじゃないですが、まぶたに爪楊枝の突っ張り棒か、まぶたをベロ~ンと捲ってテープで貼り付けておかねばというぐらいの睡魔です。
その訳は…
早朝のこと、夢か現実か歯の激痛で目が覚めたから‼
痛いのに眠い、なぜそうなったのか⁉
これは私の身に起きた現実のお話です。
思い返せば
9月上旬のこと…
心理カウンセラーとしてスタートして1ヶ月が経ち、まだ新しいリズムに慣れず、少し疲れを感じていた頃のことでした。
コロナワクチン1回目を接種して、特に副反応がなかったというブログ記事を投稿して間がない頃が始まりでした。
浮動性めまいから始まり、すぐ回転性の頭位変換性めまいへ…
一旦治まったかと思いきや、約1ヶ月後にめまい再び!
そして、ドックで悪化、耳鼻科と脳神経外科を受診しましたが、脳神経系や腫瘍などによる心配な原因となるような所見がなかったというお話は以前の記事に書きました。
皆さまからの温かさにどれだけ元気をいただいたことか!あのときは、本当にありがとうございました。
ブログやTwitterに書いたつもりで、私が血圧などと一緒に体調についてメモをしている用紙にしか書いていなかったのですが、実は、脳神経系や腫瘍以外に気になっていたのが歯神経です!
歯神経とめまいは一見関連がなさそうですが、気になっていた理由は、耳の奥か耳の下かよくわかりませんが、内耳の辺かなと思われる部位が微妙に痛かったからです。
最初は「前庭神経炎」かなと思いましたが、耳鼻科でも脳神経外科でのMRIでもその所見はなく、気になりつつも歯科へ行くと必ず「倒します、起こします、うがいをしてください」の度にクラクラするので、当時は無理だと思い、歯科受診できるタイミングを見計らっていました。
歯科へ11/8
めまいが治まると、今度は地味に続く内耳の辺(?)の痛みが気になり出しました。
左の奥歯で硬いものが噛みづらい、というか、噛む圧をかけることで歯が痛いと感じるようになり、もしかしてと思い、かかりつけ歯科に9月頃からの症状を話し予約を取りました。
ちなみにかかりつけ歯科医は、長男の同級生Yくんのパパで、奥さまが時々受付におられ、ご近所さんでもあります。各科かかりつけ医には本当に恵まれています。
私は歯周病治療でルートプレーニング(歯茎内部の歯表面のお掃除)のため、歯科にも定期的に通院しているはずだったのです。
歯痛には、冷たいものがしみる、熱いものがしみる、どこが痛いのかイジイジする、違和感がある、浮いた感じがするなど、いろいろなパターンがありますが、何もしないのにズキズキするのは放置できないですよね。
痛みに波があり、イジイジというのはたいてい歯周病系の痛みだと聞いていましたが、硬いものを噛むと痛いのも気になっていました。
歯痛の原因とめまい
久しぶりの歯科診察前に、歯科衛生士さんから事前に電話で伝えていた症状などについて質問されました。
歯科衛生士「めまいについてはどこか受診されましたか?」
七星「耳鼻科と脳神経外科を受診し、どちらも心配な所見はなく疲れや内耳系が原因ではとのことでした。」
歯科衛生士「いろいろまわってたどり着いたんですね。歯の痛みはいつ頃からどんな感じですか?」
七星「痛みというより耳の奥の辺に違和感があると思うようになったのが、めまいが起きてからで、噛むと痛いというのはここ1~2週間ぐらいで、どこが痛いのか痛みにも波があります。」
こんな感じの話だったと思いますが、「いろいろまわってたどり着いた」の真意に最初はピンときませんでした。
レントゲンを撮り、医師から「処置歯は虫歯部分を削って被せた状態で、現状以上に覆いをするわけにいかないから、元々歯茎の内側だった歯が剝き出しになると痛みが出てきて(知覚過敏)、しみ止め(薬)を塗って経過観察しても常にズキズキ抑えられなくなると、そこから良くなることはないので、神経の治療になってきます。」と言われ、その可能性として示された歯が、左下奥(7&6)と左上奥(7)の3本!!
私には親知らずが右上にしかなく、右上以外は7本ずつ、左上4&6は既に神経のない歯です。
悲しい現実ですが、歯科医の話を聞いて、内耳の辺の痛みはやはり歯神経の痛みで、歯科衛生士さんが「いろいろまわって…」と言われたのも、内耳系のみでなく歯痛など、複合的なめまいとの関連がやっと繋がり、納得できました。
久しぶりの歯のお掃除と左奥上下に薬を塗っていただき、ブラッシングのコツも教えていただいたので、早速実行です。
翌朝11/9のこと
早朝、歯が痛くて目が覚めました。
顕著に左下7のみの痛みでした!
目が覚めるほど歯が痛いという経験はなかったので、どうしようかと思いましたが、できることをするしかないので、とりあえず、頭痛用に処方されているSGをのむとかなり軽減しました。
歯科の診療時間になると電話をして状態を話すと、神経の治療になるとのことで、即予約を入れていただき、診ていただきました。
痛み止めをのんだからか、痛みがぼんやりして、左上の方が痛く感じるが左下7で間違いないのか質問したところ、風を吹きかけ左上7では感じなかった痛みを左下7に感じました。
急性期は麻酔が効きにくいので時間をかけるとのことで、2回に分けて麻酔、しばらく待ってから治療が始まりました。
痛かったら手をあげてくださいと言われ、キィーーンという心地よくない音が始まりました。最初は大丈夫でしたが、先生が力を加えると少し痛いのを我慢し、うがいのタイミングに大丈夫ですかと聞かれたので…
「ちょっとぐらいは痛いものですか?」と聞いてみたら、麻酔が追加されました。
その後は全く痛くなく、キィーーンという器具から優しめの音の器具に変えてくださり、ブ~ンみたいな1オクターブぐらい低い音になりました。我慢せず言ってみるものですね。
次回は
歯の神経にはいろいろなタイプがあるらしく、私の神経もどうやら一般的ではないタイプのようなのです。
これは2021.4.10撮影になっていました。
赤、青、緑のマーカーを付けた歯が私の左下7です。
元々は赤い点線ラインまであった歯茎が、歯周病によって下がり、その下の剥き出し状態が知覚過敏部位、青丸部分が11/9に神経治療をしていただいたところで、かなり充血、炎症状態だったそうです。
一般的には歯根の二股に分かれた部分に別々の神経があるそうですが、稀に緑線のように私の神経は繋がっている可能性が高いとのことで、次回11/13はCT撮影で詳しく確認してから治療をするとの説明がありました。
我が子らのコロナワクチン接種2回目も終わり記事を書く予定でしたが、急遽こちらを先にしました。歯医者に行くのが怖い人、私のようにひどくならないうちに早めの受診をお勧めします。