七星に願いを

心身健やかに生きる あなたを支える専門家*NanaseMのブログ

夢のような繋がり

長男の教習所通い

前回の記事で少し触れましたが、今回は長男の教習所通いに至るまでと、人の繋がりなどについてのお話をします。

nanase-m.hatenablog.com

 

前情報として…

長男は片道2時間程の距離を通学する大学生(現在は夏季休業中)

長男は土日祝、大学講義が早く終わる日などに自宅近くでバイトをしている

私の父は定年まで自動車学校教官だった

は結婚前まで幼稚園教諭だった

 

大学の夏季休業は長めだとはいえ、何かと落ち着かない長男は、今まで教習所に通うタイミングを逸していて、お盆過ぎにやっと入所しました。

実は、私はこの日を何年も前から待ち望んでいました。

 

教習所選び

長男は原付免許はもっているものの、我が家から通える教習所はA教習所B教習所もそれなりに遠く、免許を取りに行くために事故のリスクがあってはならぬと考え、通所手段はスクールバスを基本に検討できるように勧めました。

A教習所近所を通るバスコースがある便数は少なめ

B教習所はちょっと離れたところ(徒歩では遠すぎ)まで行かないとバスコースがないが、便数やコースは多め

 

繁忙期ということもあり、なかなか配車予約が取れないということも想定すると、10月からまた大学通学が始まると教習所もバイトも重なるのはハード…

A教習所お盆休業と定休日あり

B教習所休業日なし

どちらも一長一短あり迷いましたが、私が通うなら迷わずA教習所という理由がありました。

長男が通うので、決まるまで時間がかかってしまいましたが、私の望み通りA教習所に通うことになりました。

 

なぜA教習所?

結論から言うと、長男の担当教官に指名したい人がいたからです。

ただ、その教官がA教習所にいることを最後に確認したのは、2年前に長男が原付講習に行ったときだったので、今も教官としてA教習所にいるという確証はなかったのです。

でも、私はいつか再会したいという想いから、今もいると信じていたかったのです。

その教官は、私が幼稚園教諭最後の年度に3歳児クラスで担任した女の子Sちゃんでした!

なぜA教習所教官だということを知ったかというと、Sちゃんのお父さんは私の夫の仕事の大先輩だという繋がりです!

結婚前から夫は、私が担任しているSちゃん父娘のことを知っていました。
同じ職場ではないのですが、たまたま6年程前にお会いする機会があり、夫が「(Sちゃんのお父さんに)何か聞くことは?」と言ってくれたので、「今Sちゃんはどうしているのか聞いてほしい」と頼みました。

 

入所申込み

申込み時に教習料金の支払いをすることになっていたので、Sちゃんがいることを期待しながら私が付き添って行きました。

一通りの申込みが終わり、書類に担当者指名という項目が見えたので、「(Sちゃんのフルネーム)先生は今もいらっしゃいますか?」と聞いたら…

受付の方が「はい、おります」と言われたので、長男の意見は聞くまでもなく担当に指名しました!

もちろん受付の方からも「どういうご関係で?」なんて質問をされることもありませんでしたが、繁忙期なので、担当者で配車予約が取れないときは、他の教官で空いている枠に予約が取れるという説明がありました。

 

ドキドキの技能教習

入所翌日、たまたまSちゃん指名予約枠に空きが出て、技能教習を受けることに!
私はSちゃんへの手紙を書いて長男に渡してほしいと頼みました

Sちゃんは当時3歳、しかも7月に引っ越し(転園)するまでの4ヶ月だけ、私も結婚する前の旧姓だったので、名乗ってピンとくる訳はないので、封筒には旧姓、中にはSちゃん指名に至った経緯をつらつらと…

そして、転園前に最後に撮ったSちゃんと私のツーショット写真のコピーを同封しました。

そのまた翌日もたまたまSちゃんの指名予約枠に空きが出たので、すかさず予約を取りました。

その日、教習から帰ってきた長男がSちゃんから私への手紙を渡してくれたのでした!

 

Sちゃんからの手紙

Sちゃんからの手紙

Sちゃんからの手紙は、私の旧姓での呼びかけから始まっていました!

入所申込みのときフルネームで指名されたと受付の方から聞いて、長男の名前に心当たりがないから一体誰なんだろうと…

入所翌日の技能教習で指名予約…誰ですかと聞く訳にもいかず、もし知っているのに忘れているなんてことがあっては失礼になるからと、Sちゃんはドキドキで長男の教習に向かったそうです。

そこで私からの手紙を読んで謎が解けたのと同時に、懐かしい再会を期待して喜んでくれた様子が書かれていました

私が同封した写真は同じものを持っているとのことで、Sちゃんが引っ越した後、私が新居へ郵送したのを大切にアルバムに保存してくれていたんだなあと、感極まりました!

Sちゃんからの手紙にも写真が同封してあり、高校生のときのSちゃんと同級生の女の子が一緒に写ったもので、一緒に写っている女の子も私が最後に担任したMちゃんだったのです!

同じ部活で苦楽を共にした今も大切なMちゃんには、部活の試合観戦に行ったSちゃんのお母さんが気付いてくれたとのことです。

 

いつまでも先生

その後は配車予約自体が取れない日や、Sちゃんの指名予約が取れない日が続きましたが、一日でも早く返事を届けたい一心で、長男から教習所職員の方へSちゃんへの手紙を渡してもらいました。

まだ再会できていませんが、いつか会えると信じています。

 

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以前の記事にも書きましたが、「いつまでも先生」で、こうして立派に成長した教え子と縁があるということは本当に幸せなことだと、改めて噛みしめています。

 

「長男の教習所物語」へ

最初のうちは、クラッチ合わせのコツがなかなか掴めず、MT車コースにしたことを後悔していた長男ですが、元自動車学校教官の私の父にも励まされながら、新たな教官との出逢いもあり、先日無事仮免許を取得しました。

長男の教習の様子などについては、別の記事をお楽しみに。