おなかのなかにおにがいる?
絵本や歌遊びの紹介について
つい先日、年末年始で慌ただしくしていた気がしますが、1月もあと少し、1~3月はあっという間ですね。
もうすぐ節分ということで、今回は経験と豆知識を活かした絵本や歌遊びなどの紹介をします。
過去記事で触れた絵本「ともだちほしいなおおかみくん」の紹介も追記しましたので、こちら ↓ もご覧ください。
季節の行事と「環境」
保育には、幼児が豊かな経験をするための、「五領域」と呼ばれる「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の5つの基準となるものがあります。
中でも、広く深くイメージしづらい「環境」領域にズームしてみますね。
「氷が張っているよ」
「ウサギはキャベツも好きなんだね」
「(壁画が)変わっているよ」
「いいこと思い付いた」
など、自然、生き物、準備されたものなど、ちょっとしたヒントや気付きに繋がる環境全般がこれにあたります。
いつも見かけないものが急に用意されていたり、タイミングの良い言葉がけだったりも「環境」です。
節分には豆まきをする、鬼の嫌いな鰯と柊を吊るす、恵方巻きを食べる方もいらっしゃるでしょうね。
「おには〜そと ふくは〜うち」
誰もが一度は聞いたことがあるようなフレーズは誰が教えてくれたのでしょうか?
小学校では教科が分かれていますが、幼稚園では五領域を「これから環境の授業です」というようなことはしません。
登園から降園までの園生活の中で、子どもたちは五領域を身に付けていくのです。
節分には毎年コレ
私の記憶が確かなら、子どもの頃、一人で留守番をしていたときによく読んでいた絵本の中に、この絵本もあった気がしていたんです。
なぜなら、幼稚園教諭となりこの絵本に再会したとき内容も覚えていて懐かしく思ったからです。
でも、この絵本の初版は1982年とのこと…私は13歳という計算になりますから、その歳でこの絵本を買ったのかどうか覚えていませんが、幼稚園教諭時代は毎年節分の頃にこの絵本を子どもたちに読み聞かせていました。
おなかのなかにおにがいる
作 / 小沢孝子 絵 / 西村達馬
初版発行:1982年
出版社:ひさかたチャイルド
誰のおなかにも自分にそっくりで自分のイメージカラーの鬼がいる
→「心の中を覗いたらどんな人かな?」というお話です。
もちろん我が子たちが幼い頃も、節分とは関係なく繰り返し読んでいました。
通販での書籍購入
オススメ歌遊び
それから、節分といえばこの ↓ 歌遊びも毎年していました。