七星に願いを

親子を心身自立関係に向けて支える専門家*NanaseMのブログ

ゆる~くお直し

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父の体

人は歩くとき、左右交互に一歩ずつ前へ踏み出します。右足が前へ出るときは左足が軸となり体を支えバランスを取っていますが、ケガや病気などの何らかの原因により、片足に体重をかけることが困難な人もいます。

私の父もその一人で、10年前の脳幹梗塞後遺症により、左足を踏ん張って右足を出せない状態です。

転倒しないように右足に偏りながら、小刻みに歩いています。

下の過去記事は、私が本ブログで初めて投稿したものですが、この記事の中でも簡単に触れています。

 


父はリハビリを続けていますが、そのときは一時的に良いようでも、焼け石に水のような感じらしいのです。

昨年はまだ得体の知れなかったコロナへの感染を避けて、DVDを観ながら家で自分でできる範囲しかしていなかったのもあり、80代という年齢的にも劇的な改善は難しいですが、やらないよりやる、歩けなくならないためにやるという一心です!

こういう状態が続くと、右足にばかり負担がかかるので、右腰が悲鳴を上げていて、庇っている左足は筋力も衰え、バランスを取るために極端に左腰が上がり右に傾いた姿勢になってきています。

脳幹梗塞を起こしたことで、肩に常にものすごい重りを乗せられたような感じ左半身に感覚はあるものの、握力も踏ん張る足の力も入れづらい状況からきた強い腰痛

父は素人が領域外に触れることを嫌がります。
ちなみに肩は作業療法士の領域なので、医師ですら理学療法士ですら触れるといい顔はしません。

娘とはいえ、その知識がなかった頃の私は、下手に触れない方がいいとしか思えない雰囲気でした。

せめて痛みに手の届く人になりたくて、整体ボディケアセラピスト資格を取得し、脳幹梗塞後、初めて父の歪んでしまった肩や腰に触れ、時を戻すことはできませんが、私がこれからできることをしたいと思いました。

 

夜のトイレ

男性にしかわからないツラさだと思いますが、父は前立腺肥大により(今春、精密検査を受け癌ではないとの診断)、夜いくら早く寝ても次の朝が来るまでに数回は必ずトイレに目が覚めます。

上でお話ししたような状態なので、目が覚めてトイレに行くのも一苦労です!

今はリクライニングする介護用ベッドを入れていただき、立ち上がったり横になったりしやすくなりましたが、トイレまでのほんの数mも一時的には歩行が困難なこともありました。今はどうにか杖歩行です。

そして、トイレにたどり着いただけでは用は足せません。

父は立ったままだと不安定なので、尿だけの場合も便座に座ります

用を足す切羽詰まったとき、あれこれ気を遣っている余裕はありません。

そこで、父が履くズボンは腰のゴムは脱ぎ履きしやすく弛めに、裾はダボつかず、かつ、脱ぎ履きしやすく弛めにゴムを入れた弛めのジョガーパンツのようにお直しします

 

弛めのジョガーパンツ

父のそばで一人支えてくれている母も80代です。

私がすぐ行き来できる距離に住んでいないので、母の負担が大きいのを何とかしたいと思いつつ、私も無理はできません。

一本の電話でよいのですが、お互いのタイミングが合わず、「また電話にでんわ」ということもあったり、気になりつつその一本ができなかったり…

できないことを悩むとキリがないので、前向きにできることを一歩ずつと考えるようにしています。

そこで、一昨日はかなり前に母から頼まれていた父のパジャマズボンの裾上げをやっとしました。

 

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お直し前、ストレートな裾のズボン

①これに1㎝程のゴム通し口を残して、内側に折り込んで裾上げします。

②足首の辺だけズボンに足を通して、私が簡単に足を出し入れできるか、ゴムに意味があるかを確認しながら弛さ加減を調節してゴムの長さを決めます。

もし父が脱ぎ履きしづらかったりゴムが弛すぎたりしたら、母がゴムの長さだけを調節できるようにしています。

 

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弛めに裾にゴムを入れたズボン

父が好むクール系には程遠く、ゆるかわ系になってしまいましたが、多分、脱ぎ履きダボつかなさは、いい具合いかなと。

父に早めに届けたいところですが、私の受診、人間ドック、我が子らのワクチン接種や学校関係の当番など予定続きのため、ちょっと待ってもらうことに。

 

あんなこといいな、できたらいいな

ゆる~くお直ししたズボンも「どこでもドア」があれば、すぐ渡せるのになぁ、とか、「タイムマシーン」があれば、父が若かった頃に行って、食生活に気を付けるように伝えたいなぁ、などと思うこともあります。

 

物のようにお直しできればよいですが、できないのが現実だから、尊いのです。

早めに気付き、せめて体質改善や考え方の方向転換などといった意味で、前向きに可能なお直しを目指したいですね。