日本語は難しい⁉
「義理」は転換したい
「義理」 という言葉はいろいろな場面で使われますが、あなたはどんな印象をお持ちですか?
決してよくない意味ばかりでもないのです。
「義理と人情」や「義理がたい人」のように…
でも「義理チョコ」 とか「義理の兄弟」などという表現になると、私は何となく間に見えない壁のようなものを感じてしまうので、そういう意味ではあまり積極的には使わず、どうしても説明が必要なときは可能な限り他の言葉に転換しています。
「気遣い」or「心遣い」?
私は気遣いは苦手なので、極力気は遣いたくない。でも「心遣い」のできる人ではありたいです。
あれ…「気は心」って言うのに…そりゃ、「気=心」という意味ではないですもんね。
「気遣い無用」とは言うけど、「心遣い無用」とは言いませんよね。
「気を遣って疲れた」とは言うけど、「心を遣って疲れた」とは言いませんよね。
つまり、気遣いをする人は疲れを感じて、心遣いなら疲れを感じない傾向にあるのでしょうか?
気は心
あなたは身近な人の誕生日や慶事で、何のお祝いをすればよいか悩んだ経験はありませんか?
「お祝い何がいい?」と聞ける間柄ならいいですが、聞きにくい相手だとそれこそ気を遣いますよね。
迷ったときにお金や図書カードのようなものも選択されますが、 物と違って額がバレバレなので金額を悩むこともありますよね。
私には一人姪(夫の妹の娘)がいますが、その姪が先日20歳の誕生日でした。
我が家の長男と同級生(ちなみに私と夫の妹も同い年)なので、「同じものが行って返る」のはやめない?それもそうだね、ということで、あるときから、気遣いをやめて「気は心」にしました。
先日の誕生日に、私は姪に「㊗成人」「おめでとう!」とメッセージとスタンプで「気は心」をしました。すると、姪からお礼メッセージで何度かやり取りをした後、姪が「今度、母(夫の妹)と一緒にネイルしてもらうんです」と!
そこで「それ、ぜひ見たいなあ」と伝えたら…
母娘でオシャレを楽しめるなんて、女子は華やかでいいなあと、メイクもしていない私はただただ癒されました。
お祝いは、何をすれば喜ばれるかと悩みがち、でも、こうしてそれぞれ「ネイルで気持ちが上がります」「うわぁ、キレイ、いいね!よかったね」こんな共有もいいなぁと思うのです…自己満足かな!?
日本語は難しいかも!?
いくつかの選択肢の中から、どれがいいかと聞かれて…
「それでいいよ」と「それがいい」と答えるのではずいぶん印象が違いませんか?
私は「~がいい」と言いたいタイプなのです。
「あなたでいいよ」と言われると仕方ない感が漂っていて、特に我が子がそんなことを言うと、「~で?」と確認すると、慌てて「~がいい」と言い直すのです。ちょっと押し付けがましいですかね?
でも、そのちょっとの違いが大きな違いだと思いますし、ちょっと目線を動かしただけで見えるものも変わるのではと思うのです。
あなたはそんな風に思ったことはないですか?