デザインにも願いを
花が発するメッセージ
あなたは花が好きですか?
私は花が好きです。チューリップ、向日葵、秋桜など…
ただ、花粉症なので、専ら楽しみ方は画像や自ら製作する壁画などでしたけどね。
耳鼻科医に直接聞いた話ですが、歳を重ねるとともに花粉症の症状も和らいでいく傾向にあるようです。
たしかに今年は例年内服していた薬が1種類減り、外用薬で抑えることもほとんどありませんでした。外出を控えていたこともあるでしょうけれども。
話は飛びましたが…
最近は花の好みが広がり、特にガーベラとカスミ草がお気に入りです。
ガーベラは「希望、前進」、カスミ草は「清らかな心、幸福」という花言葉だそうです。
言われてみると、ガーベラの枝分かれすることなく一つの大きな存在感ある花は 「私を見て」と言わんばかりのポジティブなメッセージを感じます。
カスミ草は花束などをより華やかに演出する脇役的なイメージかもしれませんが、元気がないときも、無邪気に励ましてくれているように見えます。
好みの変化と心身の変化
年齢とともに嗜好が変わってきた…というような食べ物の好みの変化はよく聞く話ですが、私の花の好みも同じように、好みの変化はあらゆる分野でありますね。
子どもの頃「大きくなったら何になりたい?」と聞かれて、その夢を持ち続けたままブレることなく貫いている方はどれぐらいいらっしゃるでしょうか?
あなたのお仕事について、何歳頃から目指されてきた夢が実現したのか、もしコメントいただける方がいらっしゃいましたら、ぜひお待ちしております!
私は幼少期から、テレビからお気に入りのアニメソングが流れると、ピアノでメロディを拾い弾くような子だったので、夢はアイドル、オーケストラバックにピアニスト…なんて、デカかったです‼
その後、調律師、ピアノ講師、幼稚園教諭と…最終的に定まったのが高3でした。
幼稚園では年齢により担任する幼児の人数は違いますが、家庭訪問、個人懇談、日々の相談など、多くの親子と関わるので、心理カウンセラーはその体験が活きた関連職だと思っています。
好みの変化がない人が心身の変化がないわけではなく、心身が変化しても根強い想いがある人も存在するということです。
一生「睦美先生」
あと、もう一つだけ!
私のプロフィール画を描いてくれたのは、約30年前に担任した「ゆかりん」です。
デザイナーとして独立した彼女と、あるきっかけで再会できたときに作ってもらった宝物です。
こうしてラッキーにも再会できるパターンは稀ですが、再会時の彼女の第一声は「先生変わってない」でした。当時、約20年ぶりだったのですが、彼女の中に「睦美先生」という記憶として残っていたことがとても嬉しかったです。
ある先生が研修会で 「あなた方は幼稚園教諭の職を辞しても、関わった子どもが大人になっても、その子にとっては一生先生です」とおっしゃったことが深く刻まれています。