七星に願いを

心身健やかに生きる あなたを支える専門家*NanaseMのブログ

トイレトレーニング&おねしょ対策とIBS

親子関係、幼児教育専門として

我が家の子どもは2人、トイレトレーニングやおねしょについては遠い昔のことですが、私も通ってきたトンネルのような時期で、これに関連してIBS(過敏性腸症候群)で苦しむ方へのエールも込めて取り上げてみます。

今後も私ならではの発信ができるように工夫していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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トイレトレーニン

我が子たち2人とも示し合わせたように同じ行動を取っていました。
子育て世代のパパママは、この話をすると不思議なくらい口を揃えて「うちの子も!」と言うぐらいです。

オムツが外れていないお子さん…

「あれっ、静かになったけどどこ行った?」と思ったら…

食卓テーブルの下や物陰でうーーん…」と真っ赤な顔になっている

こんなことないですか?

時間差でニオイがやって来るか、ニオイで気付くと物陰に居たとか…

そろそろトイレトレーニング始めようかな、もう始めているけどなかなか(「ウンチ出そう」と)教えてくれない、というパターンかもしれませんね。

どうして教えてもなかなかできないトイレ⁉
どうして教えもしないのに物陰でオムツにしちゃう⁉

①手っ取り早いから
②トイレが怖いから
③トイレでできる気持ちよさを味わったことがないから

こんなところに心当たりないでしょうか?
オマルの便座部分をトイレに乗せると補助便座としても使えるものが多いと思いますが…

足を踏ん張れずプラプラなるし、補助便座に取っ手はあるものの不安定だったり…

中にはトイレという閉鎖空間や水洗などの音が怖いと感じる場合もあります。

慣れるまでは踏ん張れたり、安定性があったりする方法でないと、お子さんも落ち着かないかもしれませんね。

 

我が子たちもそうでした。

私がトイレに入る前に「トイレに行きたくない?」と確認するにもかかわらず、私がトイレで落ち着いていると、たいてい「ウンチ出たい」と言って来て、いつも向かい合って座っていたものでした。

オマルの引き出せるトレーには何回かグルグルと巻き取ったペーパーを敷き、ウンチが出たらトイレに滑らせるように流し、次のためにまたペーパーを敷いていました

私が、家のトイレの扉を半開きで入ったり、外出前に念入りにトイレに行き来したりするのが癖のようになったのは、これもきっかけなのかもしれません。

 

おねしょ対策

寝るときだけパンツタイプのオムツを履くというお子さんもいらっしゃるかもしれませんね。

我が家の長男は日中のオムツが取れてから、2~3回おねしょをしましたが、その後はピタリとしなくなりました。

二男は寝るときだけパンツタイプのオムツを履いたり脱いだりが、小4の頃まで続きました!

何度か、かかりつけ小児科医に相談して助言を実践していましたが、完全に取りきれず…

小学校では4年生の秋、山の学校という宿泊研修があったので、それまでには取れるといいなと思っていました。

小4の春だったか夏だったか、再度同じ医師に何か良い作戦はないか聞いてみたところ…

おねしょをしなかった日のカレンダーに何か印を付けてみては?」と言われました。

子どもはカレンダーを意外と見ていて、見慣れない印が現れて、それが不規則に並ぶと、これは何かと考える、勘のいい子は気付くので、その印が増えるようになるかも…と言われました。

これが、本当に医師の言われた通りになり、ナント、長いオムツ生活とスパッとお別れできたのです!

ちなみに、薬を使った治療もあるようですが、副作用のことを考えると、できるだけ自然に卒業できる方がいいのでね、と教えていただきました。

おねしょ対策は子どもの年齢や季節、体質などによっても異なるということです。

気になっている方は、かかりつけ小児科医に相談してみるのも一つの手かもしれません。

 

便は健康のバロメータ

便の色は「、黒、じゃなければ大丈夫」と医師から聞いたことがあります。

この医師は高校の先輩でもあり、過敏性腸症候群(IBS)、漢方に詳しい元救命医の内科医です。

クリニックのそばに通所施設もあり、そちらでの音楽療法の伴奏のお手伝いをしたきっかけで、二男を妊娠した頃までお世話になっていました。

便は形状も気になるところですが、ニオイが明らかにいつもと違うとか、他に症状があるとか、水様便でなければよくあることかなと思います。

何せ腸は身長の6~7倍の長さがあるので、口から入って体外に出るまでの道のりは長いのです。

長男は普段からユルめだったので、腸粘膜が傷付いて出血することもありました。

二男は便秘気味で、幼い頃は硬い便が出るときに腸内壁を傷付けて出血することがあったので、下剤を使っていたこともありました。

このように排便時の出血原因は様々です。

 

長男の病的便

長男は病的な白い便と赤い便がそれぞれ1回ずつありました。

生後9ヶ月のとき、嘔吐と白っぽい生臭い下痢がほぼ同時に始まり、翌日(日曜日)熱も出たので、時間外診療に連れて行ったら…ロタウイルスによる嘔吐下痢との診断でした。

下痢を繰り返し熱も続き苦しんでいるのに、医師はたしか何の処方もしなかったのです!

ウイルスと闘っている証拠に熱や下痢が起き、体外にウイルスが出れば治まるのでむやみに熱を下げると快復を遅らせると、対処法を教わりました。

 

赤い便は4歳のとき、血便が止まらずかかりつけ小児科医へ!
検便結果、サルモネラ菌が検出されました‼

パン屋で買った卵サンドが原因だったことを、新聞を見て知りました。同じパン屋のサンドイッチを運動会の弁当として注文した学校で集団食中毒が発生したとの記事でした。

それ以来、卵を扱うときは衛生管理に気を付けています。

 

二男の病的便

二男が小学校低学年の下校中に病的な下痢が我慢できず出て、腰から下は靴の中まで生臭いベタベタ状態で帰ってきてビックリしたことがありました。

そうなる前に早退するなど方法はあったのかもしれませんが、体調不良でツラい子どもが一人で頑張って帰ってきたのだから、責めてはいけませんが、このときの私は驚きのあまりパニックで、どうしてこんなことに…みたいな反応になっていました。

友達と分かれて一人で帰っているときだったので、恥ずかしい思いはしなかったようですが、もしこれが学校や幼稚園の友達の前だったらどうでしょうか?

 

集団の中でのおもらし

私が幼稚園教諭をしていたときにも、担任をしていた子どもが病的な場合もあれば、遊びに夢中になっていて間に合わずということもありました。

そんなとき私は、適切な対応をしていたと思います。小学校での先生方の対応も同じはずだと思います。

この対応に違いが出るのは、教師がプロだからというだけではないです。親は子どものこれからに責任があるから、先を案じて冷静さを失うのです。体調不良の状態から健康を取り戻すまで、そばにいるのは親だからです。

一番不安なのは子ども自身なので、親も当然不安ですが、たとえ病的な場合でなくても、トイレに間に合わなかったことを問う前に、ツラい体調や隠れたい気持ちの状態のお子さんを現状から救ってあげることが最優先です。

 

七星の想い

私は17年ぐらい前にIBSと診断され、現在はほとんど波風なく過ごしていますが、一度危うい状態になったことがある場所に行くと思い出すんですよね。

元は下痢型寄りの混合型でしたが、産後便秘に偏りだし、運動不足もあってか直腸瘤ができてしまい、ガス型も加わりました。

安定しているとはいえ、このような既往歴のせいで、子どもたちの不調も他人事と思えないことがありました。もう大丈夫ですけどね。

いろいろな方のTwitterなどを拝見していると、かなりツラい状態のIBSの方をお見かけします。

この記事を書きながら、お子さんはもちろん、IBSで苦しむ方へのエールにもなればと想いを込めました。

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今後、もしこんな話題を取り上げてほしいというご希望がありましたら、コメントなどでお寄せいただければ嬉しいです。